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西宮市甲子園のインディバエステと加圧の老舗サロン  ビューラー大谷の美と健康のコラムです。


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紫外線について パート4 =SPF 紫外線吸収剤 反射剤=

白い日傘を差しても暑さが伝わってくる季節が到来しましたね。

では、今日は日焼け止めについて書きたいと思います。

PA+++という記号が書いてありますが、
こちらは紫外線A波をブロックする数値です。
+から+++まで、+の数が多いほどよくブロックするということですが、
実は信憑性がないということですので、ここでは敢えて書きません。

本日の主題は「SPF」についてです。
日焼け止めのボトルによく「SPF30」とか「SPF50」とか
書いてありますが、あれはいったい何でしょう?

答えは、簡単に言うと、紫外線B波をカットする力のことです。

日焼けが始まるまでの時間を、日焼け止めを塗っていない状態と比べて、
ほてりや紅斑といった被害がでるのを何倍に伸ばせるかという数値です。
これはあくまでも平均ですが、人が日焼けによる被害が始まるのが
だいたい20分と言われていますので、
SPF10であれば、日焼けするまでの時間を10倍、
つまり200分(3時間20分)延ばせるということになります・・・


・ ・・と言われていますが、そんな言い切れるモノでないことは
おわかりかと存じます。汗かいたらとれるので塗り直しが必要
ですし、あくまでも目安だと思ってください。

単純に「B波からブロックしてくれる率」と思って下さっても結構です。

最近、新しい日焼け止めのシリーズを発売したダーマロジカ社が
以下の数値を出してくれています。
(そのシリーズの詳しい説明は後日に)

B波をカットする確率

SPF2・・・50%、
SPF8・・・87.5%
SPF15・・・93.33%
SPF30・・・96.6%

つまり、SPF8なら12.5%が、SPF30なら3.4%が肌に浸透し
日焼けを起こすということになります。

SPF値を高くすれば高くするほどブロック率が上がるのでは
なかろうかと単純に考えがちですが、違うんですね〜

よくご覧になってください。
SPF15とSPF30では、ブロック率が3.3%ほどしか違わないですよね。
ということはSPF15までは右肩上がりでそれ以降はほぼ横這いになるんです。

ですから、40とか50とかの数値が書いてあるのは無意味なんです。

それどころか、SPF30以上にすると、サンスクリーンの化学成分量が
多くなり、肌を刺激してしまうという傾向が増加するんですよ。


数値が大きければ大きいほど、ものすごくブロックしてくれそうだと
勘違いしてしまうその心理を突いて、
購買意欲をそそろうとする作戦かと思われます(笑)。
以前は「SPF140」とかとんでもない商品があったんですよ。
覚えてはりますか?
___________________________

紫外線をブロックしてくれる科学成分として
紫外線吸収剤紫外線反射剤の二種類が存在します。

吸収剤は、肌の上に塗布した吸収剤が紫外線を吸収(キャッチ)し、
熱に変化して肌を保護し、肌に浸透させないというものです。
反射剤は、読んで字のごとし、紫外線をはね返してブロックします。

前回の「黒い日傘と白い日傘」について書いたことがすっぽり
これらにあてはまるワケですね。


=紫外線吸収剤の成分=

  アヴォベンゾン(パーソル1789)、
オキシベンゾン(akaベンゾフェノン-3)、
ホモサレート、オクトシレン、オクチノセイト、オクチサレート

  紫外線はいろんな長さの波長(スペクトル)があります。
  それぞれの吸収剤が、ブロックを得意とする波長の範囲があるので、
  これらをいろいろと組み合わせて製品の中に入れて商品化するワケです。


=紫外線反射剤の成分=

  酸化亜鉛、二酸化チタン

  これらは、A波からB波までまんべんなく保護してくれます。
  日焼け止めを塗ると、よく白くなったり、ファンデーション並みに
  肌色になったりしますが、それはこれらが入っていることによって
  白くなるわけです。

ここで問題なのは、吸収剤の方が立派な添加物だということ。
吸収剤だけが入っている商品は着色しませんが、
お肌の弱い人は残念ながら負けてしまうことが多いです。
敏感肌の人は、反射剤のみの日焼け止めを使うことをオススメします。


「紫外線吸収剤不使用」と書かれた商品が出ていますが、
SPFが50などというモノがあります。
この数値だと反射剤が多く入りすぎで、多分顔が真っ白けになること
請け合いです(爆)。


それでは、次回は、ダーマロジカ社からこの春に発売になった
日焼け止めシリーズ、
ソーラーディフェンスシステムの5商品について書きたいと思います。
今までにないテクノロジーを駆使した素晴らしい商品です。
お楽しみに・・・
by b-ohtani | 2007-05-23 23:58 | 美容 | Comments(2)
Commented by crockett at 2007-05-24 15:02 x
南向きの部屋で一日仕事をしているので、「SPF50+++」を使っていましたが、専用クレンジングを使っても落ちないし、肌は荒れるし…で、今年からは数値を下げようと思っていました。
やはり数字に踊らされてはいけないんですね。。。
添加物までちゃんと見ないといけませんね。勉強になります。
Commented by b-ohtani at 2007-05-24 16:01
お肌の弱い人でなければ、吸収剤入りのんを是非使ってくださいな。
あと、安い値段の商品は、鉱物油系の原材料を使こてたりするのも
ご注意を・・・  脂っぽい商品は鉱物油系だったりします。
またはせっかく肌に優しい成分でできているのに、あえてスクワランとか
ホホバ油を入れてたりすると、塗って時間が経つと酸化してヌラヌラになりますよん。